Founder Story: How Stuart embraced social entrepreneurship after Le Wagon

スチュアートのLe Wagonでのコーディングブートキャンプの最終プロジェクトは、単なる課題ではなく、彼のビジョンを体現する待望の機会となりました。Salesforceのデベロッパーがどのようにブートキャンプを経て、自閉症児のためのアプリを作り始めたのかをご紹介します。
Sommaire
Hi! スチュアート、ル・ワゴンに入る前は何をしていましたか?

昔、まだWindows XPが誕生する前に、大学でソフトウェアエンジニアリングの学位を取得しました。しかし、残念ながらその後はずっとプログラミングに携わってきませんでした。再びコーディングを学び始めたのは、数年前にSalesforceのデベロッパーとして大手外資系保険会社で活躍するチャンスを得たときでした。その機会に、Apexプログラミング言語を学びましたが、アプリをゼロから作るのに必要な知識が足りていませんでした。

私は、自分がもっているスキルをどのように社会に役立てられるかを長年考えてきました。
コロナパンデミックに直面し、自らの人生における目標をより真剣に考えるようになった結果、私は自分の夢を行動に移す決意しました。それは、自閉症や学習障害のある子どもたちのためのアプリを制作することでした。

私は、いち早くアプリの構築の方法を学べる場所を探していたところ、 Le Wagon Tokyoのコーディングブートキャンプのプロダクト指向の考え方は、私にとって非常に共感できるものでした。つまり、アイディアを実現するために必要なすべてのツールを学生に提供し、メインのプログラミング言語であるRuby on Railsは、Webプロダクトを構築してデプロイするための最速の方法なのです。

ブートキャンプでの経験はいかがでしたか?

忘れられない2ヶ月間でした。日々チャレンジングでありながらも楽しいコーディング演習、そして最終プロジェクトでは、Demo Dayに向けて時間との戦いの中で、git pushとの熱いグランドフィナーレが行われました。 
 
私のアプリのアイディアが最終プロジェクトの一つに選ばれたときは本当に嬉しかったですし、チームに参加してくれたメンバー全員の献身的な姿勢にもとても感動しました。
チームとして、私たちは非常に深い絆で結ばれていると感じており、それはメンバー全員が卒業後も一緒にアプリを作り続けることを選んだ事にも表れています。
 
最初はゼロからアプリを作れるなんて想像もできませんでした。しかし、 Le Wagon Tokyoはプロジェクトを計画し、その計画を実際にアプリにする方法を教えてくれました。
 
プロジェクトのアイディアについて、もう少し詳しく教えてください。

AVC Calendarは、自閉症や特別支援を必要とする子どもたちのための、文字ベースではない視聴覚アプリです。私の娘が自閉症であることから、特別な支援を必要とする多くの子どもたちが直面する問題を理解しています。それは、、、スケジュール!!!

ある行動から別の行動へ移行する事は、自閉症の子どもたちにとって大きなストレスになることがあります。急な変更や事前にスケジュールが明確ではない事などが、不安材料となります。従来の文字ベースのスケジュールでは理解するのが難しいので、我が家ではホワイトボードにマグネットシールを貼って、娘が毎日の予定をイメージできるようにしています。 
そのホワイトボードをデジタル化したのが AVC Calendarアプリで、スケジュールの更新や連絡を簡単に行うことができます。 保護者の方は、インターネットからダウンロードしたカスタムメイドのアイコンを使ってスケジュールを作成したり、お子さんが理解しやすいようにイメージを追加したりすることができます。 これらの作業は、ブラウザを搭載した端末であれば、どこからでも行うことができます。


このアプリの次の計画は?

Le Wagon TokyoでのDemo Day以来、MVP(Minimum Viable Product/実用最小限の製品)の構築を続け、実際にユーザーへ提供できるよう、新機能の追加やバグの修正、あらゆるデバイスに対応できるようにしています。
 
次に、AVC Calendarを一般公開し、エンドユーザーからのフィードバックを得る予定です。 将来的には、クラウドファンディングを活用したり、政府の助成金を申請することも計画しています。

長期的には、保護者のためのコミュニティを作り、アプリを使用する際のベストプラクティスや、特別なニーズを持つ子供を育てる際の日々の課題に取り組むための有効なヒントを共有したいと考えています。
 
起業家になった感想は?

正直なところ、起業家になると、予想以上に物事が遅れるなど、大変なこともあります。しかし、一日の終わりには、自分で船の舵取りをし、自分のビジョンの無限の可能性にフォーカスできるのは素晴らしいことだと感じています。

私は、自分の夢を実現させるために、安定した仕事を辞めるという選択をして良かったと思っています。 世界的な経済不況の中で、多くの人がリスクを伴うと考えうるこの行動は、私にとっても家族にとっても難しい決断でした。
  
しかし、ビジネスを始めることは、自分自身を成長させ自ら選んだ世界で影響を与えられる素晴らしいチャンスです。 このような機会を得られたことは、本当に幸せだと思っています!

アメージング!あなたの起業家としての旅が最高のものになりますように。最後に読者のみなさんへ一言お願いします。

AVCカレンダーの詳細については、当社のウェブサイトwww.autism-avc.app をご覧ください。 私たちは、プロジェクトに賛同し貢献してくれるバックエンドとフロントエンドのデベロッパーを常に探しています。興味のある方は、admin@autism-avc.app までメールをください。

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